視線の先にあるものは。

皆様こんばんわ。
「あの日のような今日」への御訪問、心より歓迎します。
今日も北九州地方は晴天、暑い一日となりました。
降り注ぐ陽射しは、白い光に満ちていて既に初夏の匂いが感じられます。

頬を吹き過ぎていく風、街路樹の深い緑、道野辺の草花、遠くで木の葉が重なり合って揺れている。
眩しい陽射しの中を人々が行き交います。
スーツ姿のサラリーマン、自転車に乗った学生達、のんびり散歩を楽しんでいるようなお年寄り、タイトなジーンズにシフォンのブラウス、夏のお洒落を楽しんでいる女性・・・。
朝の通勤時間帯、花人街道は様々な人達とすれ違います。
けれども、その人達と視線を交わすことはほとんどありません。
まるで他人の干渉を拒絶するかのように、それぞれの視線は自分だけの世界を見つめています。
日本人は元々他人と目を合わせることを嫌う風潮があるのでしょうか。
中には視線が合うと険しい顔をする人もいて、うかつに相手の顔を見ることが出来ないのが現実のようです。

花人街道はすれ違う相手の目を見るのを密かな楽しみの一つにしています。
あからさまに覗き込むと失礼になりますので、さりげなく出来るだけ穏やかな表情をして相手の目を観察することにしています。
けれど残念なことですが、見つめる視線に弱者への配慮、譲り合い、世間の約束、そんなものを垣間見ることが少なくなったように思います。

知らない者同士がすれ違うとき、フッと笑みを返し合う。
そんな一瞬の温もりを期待している僕は、もう時代遅れなのかも知れません。

コメント 4

おはようございます。
こちらも真夏のような暑い1日でした。
わんこのお散歩と言うのはまったりしているので
人と出会うと目を合わせて挨拶を交わしています。
ある日、若い男性からおはようございます!と先に
挨拶されたことがあってビックリした事がありますが
すっごく温かくて幸せな気持ちになりました。
知らない同士が微笑んで擦れ違うって素敵ですよね。
時代遅れなんかじゃなくてきっとそんな一瞬の
素晴らしい出会いに温まる機会もあるかと思います。

by kaoru (2009-06-20 09:44) 

kaoru様
こんにちわ、最近コメントへの返事が遅れがちになってしまって申し訳なく思っております。
わんことお散歩、kaoruさんはいつもどんなコースを散歩されてるのでしょうか。
うちのトシゾウは平日は僕が帰宅した後、夜９時頃から近所の公園に、休日は近くのダム貯水地の周回コースを散歩しています。
今日は雨の中、連れて行ってきました。（しっかり濡れました）(>_<)
by 花人街道 (2009-06-21 13:17) 

ご訪問そしてコメントどうもありがとうございました。

どうぞよろしくお願いします☆GRACE
by GRACE (2009-06-22 11:22) 

GRACE様
いえいえ、こちらこそ有り難うございます。
そして、ヨロシクお願いします。
by 花人街道 (2009-06-25 20:02)